パリ散策に欠かせない!メトロのチケットの買い方・乗り方

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パリのメトロ・シテ駅 パリ市内を縦横無尽に走るメトロ。

多数の有名な観光地にも直結するメトロなくしてパリ市内の観光は出来ません。

ただメトロは「怖い」「治安が悪い」イメージもあり、パリに馴れていない日本人が利用するには心理的ハードルが高いことも事実です。

私も実際、初めてパリでメトロに乗った時はガチガチに警戒していました。

もちろん十分な警戒は必要ですが、車内には色々な人種の人々が様々な服装に身を包んでいるし、路線によってはシートの柄も日本と違ってカラフル。メトロにはアートな趣向の駅もあってたりして、周りを見渡して楽しむ余裕があってもいい。

この記事では、メトロの乗り方や楽しみ方、注意点をお伝えします。

メトロの路線図を手に入れる

RATPのサイトからダウンロードする

路線図は、RATP(パリ交通公団)のサイトから、路線図のpdfデータをダウンロードできます。駅名の表記はフランス語です。

プリントアウトして利用しましょう。

フランス語版メトロの路線図はこちら(PDFデータ)

ミニサイズの路線図はこちら(PDFデータ)

路線図つきのガイドブックを買う

ガイドブックを買えばついているので、日本でも手に入れることができます。ガイドブックの路線図はカタカナでルビがふってあるので便利です。

私の場合、買ったガイドブックについていた路線図のデータがズレていたのか、本来停車しない駅が停車することになっていたりと、一部正確な路線図ではありませんでした。こんなこともあるもんなんですね。ガイドブックの情報が全て正しいわけではないことを知りました。

RATPのスマホアプリをダウンロードする

画面が小さいと見辛いですが、Next Stop Parisというスマホ用アプリをダウンロードすれば、路線図も見られます。こちらのアプリは、日本でいう「駅すぱあと」のように路線検索に使えます。行きたい場所へのルート検索にオススメです。

Next Stop Paris (旧Visiter Paris en Métro)– RATP

Next Stop Paris (旧Visiter Paris en Métro)– RATP
開発元:RATP
無料
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あらかじめ乗り降りする駅をメモしておく

現地に着いてからでも構いませんが、できれば旅の前や飛行機の中などヒマを持て余している時にでも、目的地へ行くために乗る路線と乗り降りする駅を、乗り換えが必要なら経由する路線と駅をメモしておきます。

私は小さな用紙にメモ書きしてポケットに入れておきました。行き先ごとにこのメモを用意しておきます。

下の画像がその例です。路線番号と駅名、方面の判別のために終着駅名を記載しておきます(3番参照)。終着駅名がメトロの行き先になります。自分が降りたい駅がどちら方向にあるのかは、このメモとメトロ構内の表示を照らし合わせて確認しながら進むと、目的の駅と逆方向に行かずにすみます。

パリのメトロに乗る準備

何故メモ書きでポケットに入れておくかというと、メトロの構内で路線図を広げていると、それこそ観光客丸出しだからです。まあ観光客に見えるのはどうしようもありませんが、あまりに大胆に観光客アピールをしてしまうと、スリやひったくりのターゲットになりやすいです。どうしようもない時以外は、なるべくこの手書きのメモをコソコソと確認しながら目的地まで行きましょう。

メトロの入り口

メトロの入り口には、必ず「Metro」のサインが建っています。画像のような「Metro」の看板はノスタルジックなデザインですね。トイカメラで撮ったのでますますレトロに見えてきます。メトロのサインは様々なデザインがありますので、メトロのサインを写真に撮ってコレクションするのも楽しいです。

パリのメトロのサイン

メトロのゲートには、アールヌーボーのワイヤーワークのオブジェが建っていたり、私のようなおのぼりさんは、入り口だけでもテンションが上がってしまいます。

メトロのチケットの買い方

まず切符を買いましょう。パリ市内は全線一律料金です。

チケットの種類

  • Ticket t+(ティケプリュス)  1.80ユーロ
  • Carnet Ticket t+(カルネティケプリュス) 14.10ユーロ

Ticket t+は切符のことです。カルネはTicket t+が10枚セットになっています。

有人の窓口で「アンティケシルブプレ」「アンカルネシルブプレ」と言えば買えますが、券売機も何度か使えば完全に慣れて使いこなせるようになります。

券売機でのチケットの買い方はこちらの動画で予習しましょう。

動画ではクレジットカードで購入されていますが、私はチキンハートなので現金で買う場合をご紹介します。不慣れな時は現金払いが安全です。

現金は、メトロやキヲスクなど少額の支払い用に、小さな小銭入れに入れておきます。入れておくのは小銭のみです。支払いは小銭入れとはいえ、おおっぴらにしない方がよいです。

シンプルに、一枚から複数枚チケットとカルネの買い方の順序をご紹介します。

日本では、切符を買う時はまず券売機にお金を入れますが、フランスではお金を入れるのは最後です。

  1. 券売機の前に立ったら、まず言語を選択(私はフランス語を選択しました。)する操作をします。
    選択したら(Validez:ヴァリデ。Enterと同じ意味)ボタンを押す。
  2. Acheter des tickets(チケットを買う)を選択
  3. Ticket t+を選択
  4. Plein Tarif(普通料金)を選択
  5. 購入枚数を選択。ここで一枚から複数枚、あとカルネが選択できます。
  6. 料金が表示されます。OKなら画面上の「Validez」を選択し「Validez」ボタンを押す。
  7. 紙幣、硬貨を入れる所があるので、必要なだけ投入する。少し待つと、チケットとあればお釣りが出てきます。

6まではクレジットカード払いでも、現金でも同じです。

操作はコロコロでスクロールし選択して、Validezボタンで決定、この手順を繰り返すだけ。

やってみればとても簡単で、有人の窓口よりも券売機の方が楽。有人の窓口はなかなか出てきてくれなかったりするので・・・。

カルネを買っておくと、毎回券売機で買う手間が省けるので、カルネの購入をオススメします。

馴れない時に券売機でもたついていたりすると、親切を装い声をかけてくる輩がいるようですが、代わりに買ってやろうと言い出す人間は必ず怪しいので、日本語でも構いません。毅然と断り撃退しましょう。

ホームに入る

改札でチケットを挿入し、回転レバーを押して通るか、手押しドアを開ける。これでホームに入れます。出てきたチケットを取るのをくれぐれもお忘れなく!

こちらの動画でホームへの入り方やメトロの車内の様子が見られます。

メトロの乗り降り

メトロは乗る時も降りる時も、自動ドアと手動ドアの2パターンがあります。手動ドアなら、自分で開けて乗り降りしなければなりません。そして、手動ドアは押しボタン式とレバー式の2パターンがあります。

自動ドアなら開くのを待っていればよいのですが、手動ドアの場合、開くのを待っていても開きません。

古い車両はほぼ手動ドアなので、乗りたい時、降りたい時はボタンかレバーでドアを開けます。最近、レバー式の車両は減ってきているようです。
レバー式の手動ドアは、こちらの動画で開ける様子がよくわかります。

フランス人は手動ドアの場合、電車がホームに入って、完全に停車しないうちに開けてしまうことがあります(笑)。ラテン系だなあ~と思いますが、怪我でもすると大変なので真似はしない方がいいです。

混み合った車内では持ち物に要注意

混んでいるメトロに乗らざるを得ないときもあります。そんな時は荷物のファスナーを南京錠で施錠したうえで、手で押さえてガードします。そしてボーッとした表情をしないように。

特に、スマートフォンは狙われやすいので注意してください。特に特に、iPhoneはAndroidスマホと比べると高額で取引されますので、車内で使う時も本当に気をつけてください。馴れないうちはメトロでスマートフォンは出さない方が無難です。

ドア側に立つと周りから見えにくくなり、逃げ場もないため、スリは仕事がしやすくなります。ドア側には立たず、空いている席があれば座りましょう。隣に座ってきた人物がスリを働く場合があるので、カバンや持ち物には常に注意してください。

車内アナウンス

自動ドア式の新しい車両は駅名の車内アナウンスがありますが、古い車両はアナウンスがありません。

フランス語に馴れていないと聞き取れないことも多いですが、降りる駅を間違えないように。

そして、特に1号線など観光客が多い路線は、各国語で「スリに注意してください」という内容のアナウンスが流れます。もちろん日本語のアナウンスもあります。

注意喚起が必要なほど、スリに遭ってしまう観光客が多いということです。

ホームを出る

Sortie(ソルティ:出口)の表示に向かって歩きます。乗った時のように改札でチケットを入れる必要はありません。駅から地上に出る場合はバーを押し回すか、扉を開けて出ましょう。チケットは日本のように回収されないので、思い出に取っておいてもよいですね。

エレベーターなどメトロからの出口付近に、ロマなどのスリ集団がたむろしている場合があるので、出る時も気を抜かないでください。

メトロは楽しい

2回目のパリでは、初めての時よりもメトロをガンガン使いました。少し馴れてきてもそこは外国。日本と同じように行動はできませんし、常にどこかで気を張っていますが、駅や車内のパリジャンやパリジェンヌのファッションを見たり、人ウォッチングも楽しいものです。

もちろんジロジロ見回したりはしませんが、メトロを使いこなす、これだけでも個人で旅行に来て体験した甲斐があったと思ったものです。

是非怖がらず、防犯対策は最善の準備を尽くしたうえでメトロに乗ってみてください。

でも、21時以降の乗車は安全面で不安があるので、遅くなる時はメトロの利用はやめ、タクシーに乗りましょう。

それでは、ボンボヤージュ!