モンサンミッシェル観光に適した服装はこれ!~秋冬編

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モンサンミッシェルを見上げる

あけましておめでとうございます。

年末は忙しくて12月の更新がストップしておりましたが、また今日から更新していきたいと思いますのでよろしくお願いします。

パリへ行ったら、一日ぐらいはモンサンミッシェルにも足を伸ばしたいですよね。世界遺産にも指定されているモンサンミッシェルは数多くの日帰りツアーがあり、言うまでもなく人気スポットです。

モンサンミッシェルはフランス北部に位置しており、パリのあるイル・ド・フランス地方よりも気温は低め。

服装はどうしようか…と私も悩んだものです。かと言って、アウトドアスタイルの服を一式持っていくのは大げさですし、スーツケースはそんなに余裕もありません。

透湿防水性のあるゴアテックスなどを持っていけば完璧ですが、多くの人が航空会社に超過料金を負担することなく、持っていける荷物に制限のある場合、モンサンミッシェルにゴアテックス素材のウェアを別に持っていくなんて大げさすぎます。

防寒は大事。でも汗冷えに要注意!

モンサンミッシェル島内は、坂道や階段がとても多い!その勾配は結構なもので、ちょっとしたハイキングに近いでしょう。

モンサンミッシェルのメインストリート

特に入り口から坂道のメインストリートを通り、修道院入り口から大階段を経て西のテラスに出るまでは、ひたすら坂や階段を登り続けなければなりません。

9月の時の写真ですが、修道院入り口の階段。

9月の時の写真ですが、修道院入り口の階段。

登り続けるということは、体が暖まり、冬季でも汗をかくこともあります。

この汗が要注意なのです。

厳寒期で、なおかつゆっくり登っていけるなら汗もそんなにかかないでしょうが、特に日本から現地ツアーなどで参加している場合、島内での滞在時間にあまり余裕がありませんから、急いで登ろうとすると汗をかいてしまうこともあります。

汗が皮膚から蒸発して乾く時、体温が奪われる

汗は上がった体温を下げる役割があります。汗は血液から作られています。体温が上がると血液中の水分を汗腺に取り込み、汗腺から皮膚の表面へ汗を送り出します。その汗が蒸発する時に皮膚から熱を奪うのですが、この時に体温が下がっていきます。

汗をかいた後、体温が下がっても着ているものが汗で塗れたまま放置していると、体温は更に奪われていきます。

そして体が濡れていると、乾いている時以上に体温が奪われていきます。

体温が奪われると免疫力が低下し、体内に侵入した風邪のウイルスを退治することができなくなってしまいます。

寒くなるとフランスでも例外なく風邪やインフルエンザが流行りますし、フランスは手洗いの習慣が日本ほどにないので、抵抗力を維持しておくことは大切です。

余談ですが、私は冬場は日本でも、除菌できるウエットティッシュやトイレに備え付けの除菌スプレーで入り口のドア金具から水を流すレバー、トイレットペーパーのふた、便座を拭きます。かなりの潔癖性ですね(笑)

冬場はフランスでも同じことをしても大げさだとは思いません。風邪をひいてしまった状態で観光するのはしんどくて辛いし、無理がたたって貴重な数日をベッドの上で過ごすなんてことは避けたいですから。

防寒しつつ体温調節ができる服装で

モンサンミッシェルを二度訪れ、坂道や階段を登った私の経験から考えてみると、冬季でも分厚いコートを着たまま階段を登ると結構な汗をかきます。

島内は階段や坂道が何か所も。

島内は階段や坂道が何か所も。

しっかり寒さから身を守るコートは通気性が悪く、かいた汗はなかなか乾いてくれません。汗をかいたままコートを着ていると、コートの中で衣服は乾かずに湿ったまま。

コートは必要ですが、登っている時に体が暖まってきたらその場で脱ぐなどして体温調節をする必要があります。

なるべく衣類を汗で濡れた状態にしないことが大事です。

体温調節しやすいよう、服装は重ね着を

コートは暖かそうだけど、脱いだら薄着…それも良くありません。コートを脱いで冷えてしまっては元も子もありません。

登山の服装も重ね着が基本です。モンサンミッシェルは登山ではありませんが、暑かったり寒かったりの繰り返しになります。ここで適切に体温調節できなければ、体調を崩してしまいかねません。

重ね着の基本

重ね着は、闇雲に重ねればいいわけではありません。特にハイキングや登山といったアウトドアの重ね着には、以下のようなルールがあります。

  1. 肌着は汗を逃がす
  2. 中間着は風を通す。保温と体温調節
  3. アウターは防風・防水機能

秋冬の場合は、中間着にフリースや、吸水性の高いポリエステルが含まれているシャツが理想ですが、ハイキングをしない人はそのような服を一から揃えるのも結構な負担になります。

薄手のウールのタートルネックや、ネルシャツにウールのベストやカーディガンを着ておくなど、手持ちの服の中でなるべく温かく、なおかつ汗を逃がしやすい服を中間着に選びましょう。

アウターはしっかりしたメルトン生地のコートやダウンがおすすめです。

いずれもあまり体にぴったりフィットしすぎず、サイズに余裕をもたせておきましょう。体の動きに合わせて程よくフィットするものでないと、重ね着による暖かい空気の層が潰れてしまい、保温効果が低下してしまいます。

ファッション性もほどほどに、街でのおしゃれ着と同じ感覚ではなく、ハイキングに行くつもりで服装を考えることをおすすめします。

ヒートテックをインナーに着込んでいれば大丈夫なのか?

ところで、ユニクロのヒートテックをインナーに着ていく人も多いかと思います。

ヒートテックは優れた機能性インナーなので街歩きには適していますが、登山やトレッキング、ハイキングにはあまり向かないことをご存知でしょうか。

ヒートテックはレーヨン素材を使用しています。ヒートテックに使われているレーヨンは、通常のレーヨンよりも吸水性に優れていますが、レーヨン素材は一般的に速乾性が低いのが特徴です。

速乾性が低いということは、「汗で濡れても乾きにくい」ということです。

特に「ヒートテック極暖」の場合、速乾性は綿以下という実験結果もあるようです。

ヒートテックのインナーはトップスだけでなくレギンスもありますが、パリ市内ならともかく、モンサンミッシェルにこれを上下とも着込んで行くことは避けた方が良いでしょう。

秋〜冬のモンサンミッシェルはヒートテックのインナーよりも、まだ綿のインナーの方がマシです。

本当は綿も乾きにくいので、モンベルのアンダーウェアが用意できれば完璧ですが、そこまでできる方はモンベルのウェアがオススメです。

モンサンミッシェルでの肌着と衣類まとめ(秋冬編)

モンサンミッシェルは坂道と階段でちょっとした山登りだし、モンサンミッシェル湾から吹く風は強い時もあり、暑かったり寒かったりの繰り返しになります。

最後に、モンサンミッシェルに適した肌着と衣類をまとめておきます。

モンサンミッシェル湾の夕暮れ

肌着

  • 汗をかいてもムレない・乾きやすい
  • レーヨンを使用していないこと
  • ぴったりしすぎるサイズはNG。程よくフィットするサイズのものを

衣類

  • ぴったりしすぎるサイズはNG。程よくフィットするサイズのものを。
  • コートの下は薄着をしない。重ね着で空気の層を作ること
  • インナーとコートの間の中間着は保温できて風通しの良いものを(フリースでもOK)
  • アウターは防水・防風機能があるものを

カイロを貼って歩く人もいるかもしれませんが、くどいようですが暑かったり寒かったりの繰り返しになり、暑かった時にはカイロで保温している場所もかなりの汗をかくでしょう。

カイロを貼ることで汗をたくさんかくのは危険ですので、貼るカイロの使用はおすすめできません。

しっかり重ね着をして、冬のモンサンミッシェルを楽しんでくださいね。

ボンボヤージュ!

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