どれを買う?個人旅行に合ったパリのガイドブックの選び方

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パリのガイドブック

パリに行くとなれば、ガイドブックを見ない人は少ないと思います。たくさんのガイドブックが出ていて、どんなものを買えばいいのか店頭でもかなり迷ってしまいます。

私も、2015年に行った時を思い返すと、椅子のある大型書店に数時間居座ってガイドブックを吟味していましたが、それでも完璧なチョイスとは言い難かったです。

今年、2017年の11月にパリに行くことになっていますが、今ならもう少し違う本を選んだかなぁと思います。

今回、手持ちのガイドブックや図書館で借りた本で内容を検証してみて、気づいた点をまとめました。

個人旅行には向かないガイドブックがある

そう、個人旅行向けでないガイドブックがあるんですね〜…あくまでも私見ですが、いわゆる「ムック本」は、ツアーで行く方向けではないかと。その理由は、「観光スポット情報が多めで、交通手段、服装・持ち物、出入国、お金、通信、郵送手段、トラブル・危険情報などの現地情報が極めて少ない」ことです。

パリのガイドブック

左がよくある「るるぶ」のムック本

行きたい場所を決める分にはいいですが、実際現地で必要なのは地図やメトロの路線図、初めての方であればメトロのチケットの買い方、現地でのマナーや防犯、注意すべき場所や行為、通信手段じゃないかと思います。

そういった情報がムック本には気休め程度にしか掲載されていません。巻末にはお土産宅配の案内が載っていたりで、人にもよりますが個人旅行にはあまり必要なさそうなサービスです。

パリガイドのムック本の巻末

おすすめスポットは重点的におさえられていて、おすすめポイントもわかりやすくまとめられているので「行きたい場所を決める」には持ってこいなムック本ですが、航空券から宿泊、空港と市内間の移動手段など、現地事情を鑑みて手配しなければならない「ガイドさんがいない」個人旅行においては、観光情報だけでは情報が足りません。

ムック本を買うなら、現地事情が多少なりともわかる「地球の歩き方」やネットの情報で補う必要があります。(※現地情報の収集は「地球の歩き方」だけでは足りません)

行く前に必要なガイドブック、行ってから必要なガイドブックがある

ムック本は個人旅行には向かないと書きましたが、行く前の情報収集には持ってこいです。

行く前の旅のプランニングで大体行きたい場所を決めますが、ムック本はとっつきやすく、人気スポットが重点的にまとめられているので、絶対に外せない場所を知る分には使える情報源です。

パリのガイドブック

テンション高めにまとめられた紙面

ただ、ムック本は縦26センチとサイズが大きいので、手荷物に入れるにしてもかさばります。最近ムック本の小さいサイズも出ていますが、実際現地に着いてから必要なのは、以下の情報です。

  • お店の営業時間
  • 施設の開館、閉館の時間
  • 入場料の有無
  • メトロやバスの路線図
  • 街歩き用の地図

これらの情報は、ムック本でも網羅されていますが、個人旅行でないと立ち寄れないような街の教会などのスポットの情報は掲載されていないことがあり、現地では少し頼りないといったところでしょうか。

私は、ムック本は行く前に図書館などで借りて情報収集し、必要な箇所だけコピーしておき、パリでは現地情報が充実した、ムック本ではないガイドブックを一冊だけ持って行きます。

つまるところ、ムック本は現地ではあまり必要がないんです。

なら、地球の歩き方がいいのか・・・?

地球の歩き方はムック本とは対極にある印象です。紙面のテンションもだいぶ違います。まずは下記の画像で比べてみてください。

地球の歩き方パリ

「地球の歩き方」のショッピングガイド

るるぶのショッピングガイド

るるぶのショッピングガイド

「地球の歩き方」と「るるぶ」のお買い物ガイドの紙面の違いです。「地球の歩き方」の紙面がだいぶ素っ気ないことがわかります。

「地球の歩き方」のショッピングガイドは「なんか萌えない」んですよね・・・そして美術館ガイド、レストランガイド、カフェガイドやホテルガイドなども萌えないテンションで紹介されています。

素っ気ないといえば素っ気ないのですが、必要な情報が同じフォーマットでまとめられており、るるぶに比べると、営業時間や定休日、開館日や開館時間など必要な情報にアクセスしやすいんです。

そして、ムック本に比べると「旅の技術」情報が多少充実しています。掲載されているのは下記のような情報です。

  • 旅のプラン(航空会社の選び方)
  • 旅の必需品
  • お金の準備
  • 旅の情報収集
  • 服装と持ち物
  • 日本出入国
  • フランス出入国
  • お金の両替
  • パリでの情報収集
  • 免税について
  • 通信・郵送手段
  • トラブル対策
  • 旅の言葉

これらの情報が31ページにわたって掲載されており、さらにマップが27ページ分あります。

個人旅行初心者であれば、まずここは熟読しておいて損はありません。ただ、現地事情や乗り継ぎがあれば乗り継ぎの空港の情報などは載っていないので、これでは全然足りません。観光に覚えておきたい単語や、特に危険情報など足りない情報は、かなりの部分をネットで補う必要があります。

余談ですが、ガイドブックを持ち歩くのは結構しんどそう。

試しに地球の歩き方を観光用のショルダーバッグを入れてみましたが・・・

地球の歩き方パリをカバンに入れてみた

でかい。他のものが入らない勢い。カバンのサイズは縦約18cm×横約26.5cm×奥行(マチ)約8cmですが、入れるとずっしり重たい。身軽に行きたいなら、本の持ち歩きはやっぱりありえない。私は必要な部分(地図)をモノクロコピーして持ち歩き、迷ったらスマホのGoogleMapで確認するスタイルです。

ちなみに、上のカバンはこちらの商品です。⬇︎⬇︎⬇︎

上がファスナーで閉まるし、内側にもファスナー式のポケットがあります。カメラ、財布、ティッシュ、ハンカチ、スマホ、折りたたみ傘がおさまる機能性の高さと、ちょっといいお店に入る時にも気後れしない品質とデザインはさすがイルビゾンテです。

で、結局どんなガイドブックがいいのよ!?

  • 行きたい場所を決めるならムック本でもよし
  • 現地に持っていくなら、現地滞在情報多めの「地球の歩き方」を持っていくのがいい

持っていくのは一冊で十分です。あとはコピーして持ち歩く。ガイドブックを街で広げるのは不用心で、スリなどのリスクが高まります。

行きたい場所を決めるのにオススメのガイドブックは、地球の歩き方サイズで、中身がムック本に似た構成の「トラベルデイズ パリ」。

この本は、私が2015年にパリに行く時に買ったものですが、構成はムック本に似ているものの、パリの歴史を説明しているページもあり、現地滞在情報とメトロの路線図、地図は付録になっています。

十分とは言い難いですが、ムック本的な要素もありつつ、歴史も網羅していて、現地滞在情報が多めのこちらの本をオススメします。

私はこちらの本で、行きたい場所をだいたい決めました。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

パリ (トラベルデイズ)
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ただ、ムック本の方が地図が大きくて見やすいので、付録の大きめの地図狙いでムック本を新たに買うか考えています。

地図はどのみちコピーして持ち歩くのですが、小さいと見づらいので、ムック本の日本語表記で大きめの地図は魅力的です。

ただし、ガイドブックは情報が古く、現地では事情が変わっていることもあるので、あまりアテにしすぎないことです。

たとえ目当てのお店がお休みであっても、代わりになるお店や観光スポットにはこと欠きません。

不足している現地情報(危険情報など)に関しては、ネットでの情報収集も合わせてやっておく必要があります(「私がパリ個人旅行前に情報収集した役に立つサイト」を参考にしてください。)。これは身を守るためにも絶対にやっておくべきです。

最後にひとこと

ガイドブックは旅への第一歩です。ガイドブックはどれにも共通した情報が掲載されていることが多く、何冊も買ってもあまり意味がありません。何冊も買うお金があれば、もっと便利な旅行グッズを買ったり、有効に使いたいものです。

納得のいくまで、でもある程度妥協してガイドブックを選んでください。

ガイドブックでは不足している、経験しないと掴めない旅のノウハウに関しては、このブログでこれからも発信していきます。